昨年の第68回卒業証書授与式は急速に発達しながら進む低気圧の影響で、
開始時間を4時間遅らせて午後2時から始まりました。
今年は気温も4度を超える暖かさの中、予定通り午前10時から始まりま
した。
卒業証書をひとりひとりに授与した後、青木校長は式辞で「前任の菅野校
長は入学式式辞の中で、歓迎と激励、そして期待を込めて「易きにつかず、
挑戦する勇気」という言葉を皆さんに語りかけていました。この三年間、学
びに、部活動に、そしてすべての青春の日々に「挑戦する勇気」を持ち続け
てきたのだろうと感じました。」「”特別な年”の”特別な世代”として、「選挙
権年齢の引き下げ」に伴い、一層の自覚と責任が求められました。開校百十
周年を創りあげる中核としての重責を担い、記念式典では見事な振る舞いを
見せてくれたことに感謝します。」「最後に感謝の心を忘れないでいただき
たい。相手を敬い、相手に感謝する心は失わないでください。」と話されま
した。
来賓祝辞として、PTA会長 長谷川長武様、桜陽会(同窓会)会長 稲
垣哲也様のお二人からお祝いの言葉を頂戴しました。
在校送辞は、2年3組 浅野七海さん。
卒業生答辞で、3年4組信濃理久くんは桜陽高校での3年間を振り返り、
感謝の言葉を交えて感想を述べました。
2時間に及ぶ式が終了して、卒業生たちはそれぞれの教室に戻り、担任・
副担任、保護者に囲まれながら、最後のホームルームの時間を過ごしました。
生徒玄関では、卒業生の先輩の登場を待つ各部の部員たちが待機しており、
先輩が姿を現す度に歓声が上がり、花束や色紙等を手渡していました。
卒業生234名は、無事桜陽高校を巣立っていきました。