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2024年6月の記事一覧

令和6年度 1年次集団カウンセリング

本校に1年次生が入学して2ヶ月になりました。高校生活にも少しずつ慣れ、学校祭(7月上旬)に向けての準備を控えたこの時期に、「他者への配慮や良い人間関係を構築するための基礎的な知識を学ぶ」ことを目的として、6月5日(水)・7日(金)の2日間、各クラス一コマ1時間で集団カウンセリングを実施しました。

 

講師は昨年度より本校のスクールカウンセラーとして勤務されている、宇土あつみ先生にお願いしました。

 

まずはプログラムⅠ「ポーズチェンジ…言葉ではないコミュニケーション」として、各グループで身振り手振りによるコミュニケーションを行い、緊張をほぐします。

次にプログラムⅡ 「ポジティブ増殖しりとり」で前向きな気分になれる単語(短文)をしりとりでつなぎ、各班から出たものを紹介しました。

最後にプログラムⅢ 「こんな時どうしたらいい?…他者への配慮とより良い人間関係づくり」として、元気がないクラスメイトに声掛けをするという想定で、アイデアを出し合いました。

それぞれのクラスで、割合静かに進行したり、終始にぎやかだったりと、クラスの個性が出ていましたが、3つのプログラムを通じて、和気あいあいとした和やかな雰囲気を楽しんでいました。

 

講師の先生からは、まとめとして、「これからの学校生活で、こうした小さな気遣いを心掛けて生かしてほしい」「何か困りごとやお話したいことがあれば、気軽にスクールカウンセラーに声をかけてほしい」とお話がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

100年前の贈り物

本校は創立118年を迎えますが、生徒玄関には100年前の1924年(大正13年)に「第16回本科卒業生」「第15回補習科修了生」が記念品として寄贈してくださった大きな鏡があり、現在も生徒が姿見として使っています。木枠を含め高さは最大で236㎝、横幅は152㎝もある大きな鏡です。100年の歴史を感じさせる存在感があります。また、上部にある「記念」や下部に掘られた文字を右から左に読むことに時代の経過を感じます。