7校時目に「薬物乱用防止教室」が開催された。 講師は特定医療
法人北仁会いしばし病院医療相談室の北 博司氏。北氏は、昨年ま
で小樽市保健所で精神保健福祉相談員として勤務されており、本校
でもPTA研修会、教職員研修会での講師も務めていていただいてい
る。
依存性薬物は、大麻や覚醒剤、脱法ハーブ、シンナーなどだけでは
なく、酒・タバコも含まれる。タバコを例にとると、タバコに含まれるニコ
チンにより常習性が強くなり止められなくなる。タバコを吸わないとイラ
イラする等の症状が出ると、それは依存性が高くなったということであ
る。
脳に与える影響も大きく、脳自体が萎縮してしまうことや、薬物常習
を当たり前のことと認識してしまう恐ろしさがある。
ましてや大麻や覚醒剤等は、使用したときの体に与える影響や社会
的な責任はきわめて大きいので、その危険性について十分認識してほ
しいと訴えた。