平成29年度の修了式。
白鳥校長から「1年間を振り返って、桜陽高生としての学習・生活につい
てどうでしたか?」と問いかけがありました。「<利他>という言葉を知っ
ていますか? <利己>の反対の意味で、自分よりも他人の利益を先に考え
ることです。」
「その具体例として、ある師と二人の弟子の話をします。師は弟子にそれ
ぞれお金を集めてくるように言いました。その競争にはルールがありました。
「"Give & Take゛はなく、"Give & Give"という言葉を聞くことがあります。
それはお金や物ではなく、優しさ・愛情・暖かさといったもののことを言っ
ています。桜陽高生として挨拶がしっかりできるのはすばらしいことです。
皆さんのこれからの頑張りに期待します。」
続いて生徒指導部長の宮澤先生からは「3つ話をします。1つ目は休業
中の心得を遵守して学習・部活動に頑張ってください。2つ目は女子の色つ
きリップに関してです。色つきリップは化粧にあたるので透明なリップを使
用するようにしてください。3つ目は、保育所に行く機会があり、そこで卒
業生に会いました。3年生の時に担任をしましたが、「自分は~と考えるけ
れども、先生はどう思いますか?」としっかり自分の考えを話してくれまし
た。自分の考えをしっかりと持ち相手に話をすることで、もっと高い次元で
物事の扱いができるようになります。」
続いて離任式。
白鳥校長に続いて、退職される岡部先生、村上新先生、そして転任される
木村事務長、関尾先生がステージに登壇しました。白鳥校長から先生方の退
職・転任の紹介があり、その後4人それぞれが小樽桜陽高校での思い出とこ
れからの生徒に託す思いを話されました。
生徒会執行部から花束の贈呈があり、生徒の拍手と「桜陽の丘」をBGM
に、花束を手に生徒の列の中央を通って退場しました。